2020年。

東京オリンピックが決まったときに長女と必ず見に行こうと約束した、その年がやってきました。幸い、一番見たかった競技のチケットを入手でき、ホテルも何とか確保できたので、すでにかなり痛い出費があり、否が応でもオリンピックがすぐそこなのだと痛感しております。

 

2019年、私自身の目標は色々な意味で「ダイエット」だったのですが、大きく挫折しました。仕事も、身も。甘い、甘い1年でした。一方、娘たちは着実に結果を出していきました。2回目の全国大会で念願の初勝利だけでなく、3回戦まで勝ち進んだ次女。長年の目標だった全国大会の切符を手に入れた長女。初めて通った塾で新人賞なるものを手にし、これから文武両道を進み始める長女です。娘たちとの関係では、教えることの量と教わることの量が逆転しました。

 

 

2020年は、まだ目標が定まっていません。2019年があまりに不甲斐ない1年で、反省する力も残っていなかったというのが正直なところなので、2020年は一歩ずつ。もちろん、チーム全体では、リーガルテックも利用しながらコモディティ業務を減らし、新しいことにチャレンジすることを志向していきますが、自分自身の法務ウェイトが低かったこの数年に落としてしまったいろいろなことを一つひとつ取り戻していく1年にしたいと思います。

 

 

こうして夜中にブログを書くことからも久しく離れていました。夜中や早朝、PCに向かうとき、いつも相棒が傍で見守ってくれていたのですが、その柔らかくふわふわした存在に触れられなくなってから、この時間が苦痛になってしまったように思います。

1年経ち、ふわふわの盟友はドーナツの穴になりつつあります。目の前にはいないけれど、そのいないという事実が自分の中心を形作ってくれているような。この数年、近しい人との別れが続き、欠落感とともに過ごしている感覚があります。これが大人になるということなんでしょうか。

 

 

思えば、結果を出し続けた娘たちも、悔し涙を何度も流しています。40歳になったとき、不格好な10年にするんだと決意してから、もう数年が過ぎてしまいました。 

さて、新しい1年は、不格好に悔し涙を流すためのスタートラインに立とうかな。足をもつれさせながらも、懸命に走る娘たちを追いかけていこう。