4月4日に思う。

今日から、次女も学童クラブに通います。朝、「がうどうに、いきたくない〜。。」とメソメソしていましたが、今頃、長女とお弁当を食べている頃でしょうか。今日のお弁当は私がメインのおかずをつくり、夫が卵焼きとウインナーを焼き、長女が詰めた、連携プレーの作品です。初めて長女が学童クラブに通う頃の、みんながなんとなく不安を感じていた日(→「新しい1日」)から、チームとして随分月日が流れたのだなと思います。4人と1匹というチームでこの日を迎えられたことに、しみじみと幸せを感じます。


長女は6年生、次女は1年生。人生において、ステージが大きく変わる瞬間は多々あると思いますが、入学するとき、仕事を始めるときがその大きなものではないかと思います。父と保育園に向かい、お友達や先生と、泣き、笑い、母と一緒に帰るという生活から、自分の足で歩く生活への転換です。ときには苛烈に厳しくしながらも、基本的には甘えさせて育ててきた次女なので、少々…いや、かなり心配ですが、この心配を飲み込む力を私自身が身につけないといけないと、あらためて思います。 


一昨日、会社でも入社式を迎えました。一番若い社員は、随分長女の歳に近づいてきました。入社の日、それは、人事も扱う身としては、親御さんからバトンを預かり、長い間背負ってきた荷を降ろしてもらう日でもあると思います。いつか親御さんに出会えるならば、親御さんも知らない、彼女、彼らの素敵なところを100個は語れるように。ド緊張する彼らを思いながら入社式の夜に、思った次第です。



この1年、私自身、どうしようもなく苦しい涙も、嬉しい涙も、たくさんありました。笑顔の裏に大きな悲しみや苦しみを隠している人も多いのだろうと実感しながら過ごしてきました。


できるならば、嬉しい涙を多く流せる人生でありますように。新たな一歩を踏み出す娘を思い、そんな未来を創るために砂粒ほどの貢献ができるように、日々を重ねていきたいものです。