書く。

文章を書かねばならない。

修士論文を書いて以来、まとまった文章を書いたことがない。今回のお題は「自説を妥協せず、展開せよ。」なのである。

 

思えば、Twitterをはじめ、SNSでは思考の展開を意識的に避けてきた。浅い思考は自らの恥を晒すようで、当たり障りのないことだけをひっそりとつぶやいてきた。思考を表明することは、リスクを伴うものだとあらためて思う。

恥をかくべき40代にするのだと意気込んではみたものの、それまでの思考が急に変容するわけもなく、やはり当たり障りのない範囲で、当たり障りのないことにだけ時間を費やしている。

 

 

法務とは関係のない領域にえいやっと踏み出してみたら、まだ準備段階だというにもかかわらず、随分と自分の負の面と向き合っている。きっとこれからの1年は、いやというほど自分と向き合う日々なのだろう。

 

法務という枠の中で、それなりにできているだけでは通用しない。法務という仕事は、ともすると「法律」という虎の威を借りることができてしまうので、素の自分になったときにどれだけ耳を傾けてもらえるのか、今までの関係性や自分の力量が露になる。

 

 

とはいえ、今の自分にないものは、これから身につけるか、誰かから借りるしかないので、ひたすら一歩ずつ。

新しく我が家に入社したチビ猫たちを吸って落ち込んだ気持ちを振り払い、空を見上げて心の中で相談しながら進むほかないのであります。

 

 

現実逃避の、夜中のつぶやき。 さて、書く。