復職後、約2ヶ月。

あっという間に2ヶ月が経ってしまいました。復職直後の思いやらドタバタ加減やらを記録しておけば何かの役に立つかと思っていたものの、そんな時間をとれないほどのドタバタだったということですね。
育休からの復帰は2回目。予想の範囲内だったこと、逆に甘く見過ぎて足元をすくわれたこと、両方ありました。

  • 娘たちは想像以上に頑張ってくれた。

長女のとき、育休明けの1ヶ月の半分は休んでいた気がします。慣らし保育でちょうど疲れがたまってきたところにママの職場復帰。復帰翌日に発熱したっけ。次女は慣らし保育の期間が2週間毎日と長く、かなりソフトに保育園生活を始められたことが奏功したのか、予想に反し休みはほぼゼロ。真冬に保育園デビューさせるなんて、インフルエンザとノロの中へ送り込むひどい親だと自分を責めたりもしましたが、結果としてこれらの感染症はなし。保育園でほとんど流行っていなかったので、園での衛生管理の賜なのだろうと思います。
そして、帰宅後ドタバタで家事をする母を長女が率先して手伝ってくれました。そんな長女を次女は時折「ママ♪」と呼びます。朝の送り出しは夫担当。すべてを任せて先に家を出ます。保育園にも、家族にも多謝。

  • 母が先にダウンした。

上司には「子供の病気で最初の1ヶ月は休み休みの勤務になりそうです…。」なんて告げていたにもかかわらず、最初の休みは自分の風邪でした。まだ夜泣き対応の授乳も夜中に数回続いているため、慢性的疲労感があります。加えて、産休・育休の1年強は赤ん坊とともにぬくぬくした部屋に籠もりがちだったため、ウィルスにも寒さにも耐性が落ちております。時差出勤で早朝のフロアに1番乗りの私。冷えた部屋でブルブル震える日々は結構堪えたようです。

  • 仕事は些細なところでつまずく。

休職中も仕事らしきことを続けていたので、主業務である契約書のレビューについてのブランクはあまり感じることなく復帰できました。が、以前の重要案件のパスワードが思い出せない、資料のありかがわからない、組織変更について行けずキーマンがわからない。。馴染みの道であるにもかかわらず、迷子になってうろうろ…ということがしばしばありました。

  • あえて忙しさに身を置いてみた。

前回の復帰時は上司の配慮もあり、1ヶ月くらい依頼を直接受けることはなかったのですが、今回は復帰前から「来週復帰と聞いているので、事前にメールを送っておきます。」というフライング依頼があったり、復帰当日からプロジェクトにアサインされたり。でも、上述のつまずきを少しでも早く乗り越えるためにも、忙しさの中に身を委ねたことが良かったように思います。なんというか、悩む暇もなく2ヶ月経ってしまったということで。

  • 職場環境に感謝。

次女は風邪をひかなかったので「明日会社に来れないかもしれない」という不安感は以前に比べるとかなり低かったです。明日できるとは限らないというプレッシャーの中で昼休みもとらずに常に前倒し、前倒し…と気合い入れて働き続けるとかなり消耗し、ミスも生まれるように思います。社内システムの変更等もあり、自宅でもある程度はリモート作業できるようになったことで精神的な消耗度は前回の復帰時とは比べようがないほどです。上司もいつ・どこで仕事をするべきかについては寛容でしたし、チームメンバーもこの1年で急成長をみせてくれて安心して任せて帰宅することができるので、本当に環境に感謝です。

  • シンプルに。

産休前にごっそり持って帰った資料、まだまだ自宅に置いたままなのですが、それでも業務は回ります。あれもこれも調べて参照して…と思っていた育休前。シンプルに考える、シンプルに作業する。以前の忙しさの中では見えていなかった自分の業務上の無駄を再認識する機会になったような気がします。



さて、昼休みも終わるのでこのあたりで。