あれ?4ヶ月。

ちょっと前に「復職後2ヶ月」なんて書いていたつもりでしたが、さらにそこから2ヶ月経ってしまいました。
ゆるりと仕事に慣れていくつもりが、予想以上に至急案件を支給いただいております。ええ、仕事があることはありがたいことです。そう実感する出来事もこの数ヵ月の間にありました。
…が、さすがに「重要案件だから、超特急で、最優先で。」をいくつも抱えると金曜日まで持たずに息切れです。帰宅後の育児・家事・メールチェック等々立て込むと、めまいクラクラ&過呼吸気味。。

復帰後だからこそのいろんな思いや気付きもあるので、ちょっと立ち止まって業務プロセスを考え直したりもしてみたいのですが、サバキ系特急仕事に流されております。保健室法務を目指すものの、保健室の先生が教頭先生や学年主任に呼ばれて不在がち、といった感じのこの頃です。保健室の先生って、「そこにいる」という安心感が大事だったりしますよね。怪我の手当をすることだけじゃなくて。相談したいときに相談できるという環境そのものが重要というか。


ま、こんな時期もあるのでしょう。ひとまずは倒れない程度に流されながら、台風がいくつか過ぎ去るのを待つといたします。手をつけたいネタはグループでいちおうシェアしつつも、なるべく「今はやらない」エリアに移動して、“あれもこれもやらなくちゃ。”という不毛な精神的疲労を軽減しよう。



あぁ、キーボードの音でまたも次女が起きてしまう。布団へ行かねば。


なんとも、とりとめのないツブヤキでした。

新しい1日。

先週金曜日に6年近くに及ぶ長女の保育園生活の最終日を迎え、感慨に浸る暇もなく新しい生活が始まります。そう、今日は学童デビューの日。

“「北欧型」より「北陸型」”と言われているほど(?*1)子育て環境はよいとされている土地柄だからか、敷地内と言えるほど小学校すぐ近くの学童にすんなり決まり、今日が発登園ならぬ発登所の日。
入学式をターゲットに進めていた入学準備ですが、思えば学童入所日に間に合わせなくてはならないものがたくさんあると気付いた前夜でした。当たり前なのですがこれからは保育園児ではなく小学生。自分の勉強道具を持参し、自分で勉強するための準備がたくさん必要なわけで。
前夜、高学年の中に入ってめげずにやっていけるだろうか、保育園が同じお友達は一人しかいないけれど大丈夫だろうかと急に心配になってしまいましたが、当の本人は「たくさんお友達つくるー♪」と意気揚々と準備していました。どうかよいお友達とめぐりあえますように。


かくいう自分も、通う会社は同じであれど新たなステージへと進むべき時です。やるべきことを明確にし、娘たちと同じくらいキラキラとした目で前進したいものです。

*1:出典不明…。

復職後、約2ヶ月。

あっという間に2ヶ月が経ってしまいました。復職直後の思いやらドタバタ加減やらを記録しておけば何かの役に立つかと思っていたものの、そんな時間をとれないほどのドタバタだったということですね。
育休からの復帰は2回目。予想の範囲内だったこと、逆に甘く見過ぎて足元をすくわれたこと、両方ありました。

  • 娘たちは想像以上に頑張ってくれた。

長女のとき、育休明けの1ヶ月の半分は休んでいた気がします。慣らし保育でちょうど疲れがたまってきたところにママの職場復帰。復帰翌日に発熱したっけ。次女は慣らし保育の期間が2週間毎日と長く、かなりソフトに保育園生活を始められたことが奏功したのか、予想に反し休みはほぼゼロ。真冬に保育園デビューさせるなんて、インフルエンザとノロの中へ送り込むひどい親だと自分を責めたりもしましたが、結果としてこれらの感染症はなし。保育園でほとんど流行っていなかったので、園での衛生管理の賜なのだろうと思います。
そして、帰宅後ドタバタで家事をする母を長女が率先して手伝ってくれました。そんな長女を次女は時折「ママ♪」と呼びます。朝の送り出しは夫担当。すべてを任せて先に家を出ます。保育園にも、家族にも多謝。

  • 母が先にダウンした。

上司には「子供の病気で最初の1ヶ月は休み休みの勤務になりそうです…。」なんて告げていたにもかかわらず、最初の休みは自分の風邪でした。まだ夜泣き対応の授乳も夜中に数回続いているため、慢性的疲労感があります。加えて、産休・育休の1年強は赤ん坊とともにぬくぬくした部屋に籠もりがちだったため、ウィルスにも寒さにも耐性が落ちております。時差出勤で早朝のフロアに1番乗りの私。冷えた部屋でブルブル震える日々は結構堪えたようです。

  • 仕事は些細なところでつまずく。

休職中も仕事らしきことを続けていたので、主業務である契約書のレビューについてのブランクはあまり感じることなく復帰できました。が、以前の重要案件のパスワードが思い出せない、資料のありかがわからない、組織変更について行けずキーマンがわからない。。馴染みの道であるにもかかわらず、迷子になってうろうろ…ということがしばしばありました。

  • あえて忙しさに身を置いてみた。

前回の復帰時は上司の配慮もあり、1ヶ月くらい依頼を直接受けることはなかったのですが、今回は復帰前から「来週復帰と聞いているので、事前にメールを送っておきます。」というフライング依頼があったり、復帰当日からプロジェクトにアサインされたり。でも、上述のつまずきを少しでも早く乗り越えるためにも、忙しさの中に身を委ねたことが良かったように思います。なんというか、悩む暇もなく2ヶ月経ってしまったということで。

  • 職場環境に感謝。

次女は風邪をひかなかったので「明日会社に来れないかもしれない」という不安感は以前に比べるとかなり低かったです。明日できるとは限らないというプレッシャーの中で昼休みもとらずに常に前倒し、前倒し…と気合い入れて働き続けるとかなり消耗し、ミスも生まれるように思います。社内システムの変更等もあり、自宅でもある程度はリモート作業できるようになったことで精神的な消耗度は前回の復帰時とは比べようがないほどです。上司もいつ・どこで仕事をするべきかについては寛容でしたし、チームメンバーもこの1年で急成長をみせてくれて安心して任せて帰宅することができるので、本当に環境に感謝です。

  • シンプルに。

産休前にごっそり持って帰った資料、まだまだ自宅に置いたままなのですが、それでも業務は回ります。あれもこれも調べて参照して…と思っていた育休前。シンプルに考える、シンプルに作業する。以前の忙しさの中では見えていなかった自分の業務上の無駄を再認識する機会になったような気がします。



さて、昼休みも終わるのでこのあたりで。

職場復帰に思う。

2回目の育休を終え、1年と1ヶ月振りの出勤。
雪国の冬には珍しいくらいの快晴。



ドタバタの中、娘たちを夫に任せてハンドルを握り いざ会社へ。渋滞する通勤路も車線変更の駆け引きすらも何だか懐かしい。時差出勤のため、まだほとんど人がいない静かな社屋に入っていく雰囲気が、そういえば好きだったと思い出します。
社員玄関で最初にかけられた言葉は「おかえりなさい!」でした。会う人、会う人に「おかえり!」「待ってたよー。」「また頑張ってね。」、そして「頼みたい仕事たくさんあるよ〜〜。」などなど暖かい言葉をかけてもらいます。




産休・育休に入るときに一番嬉しかったのは「ずっと待ってるよ」、
育休明けで職場復帰のときには「ずっと待ってたよ」。


あらためて、言葉の力は偉大だなあと思います。次女が1歳になった当日に幼い娘と離れていることへのいろんなモヤモヤを吹き飛ばしてくれます。私自身も前向きな言葉を発していこうと思った1日でした。法務という職種、ブレーキにならざるを得ない場面もあるとは思うのですが、後ろ向きな思いであっても前向きな言葉に変換して発していきたいものです。法務の仕事を通してビジネスを後押しできるように。あらためて、これを忘れないでおこう。



まだまだ母親の温もりを必要とする小さな次女を預けて働く時間は1秒たりとて無駄にしたくないものです。離れている時間を仕事を通じて誰かに貢献できる時間にするために精一杯頑張りつつ焦らずに過ごしていこう。


気分は今日から2度目の法務1年生。どうぞよろしくお願いいたします。

復職前夜

明日からいよいよ職場復帰です。産休から1年と1ヶ月。本当に瞬く間に時が過ぎていきました。
休業前に予想していた1年とは大きく違う期間を過ごすことになりましたが、将来自分の人生を振り返るときに最も幸せな1年のひとつであったと思えることは間違いないと思います。小さめながらも健康にすくすく育ってくれた次女、サポートしてくれた夫や長女に感謝・感謝です。


さて、育休も2回目となれば復職に向けて準備万端!という状態で今夜を迎えたかったのですが、なかなかそうはいきませんでした。復職準備としてできたこと&できなかったこと。ちょっとメモしてみました。

○できたこと

  • 保育へ安心して預けられる心構え 〜慣らし保育はたっぷりと、ゆったりと。
  • 会社との打合せ 〜復帰後にできること・できないことについて意識合わせ。
  • ひとりコーヒータイム 〜妻・母という役割のほかに自分と向き合う時間を。

 そして何より

  • 思う存分娘とべったりすること 〜ただただ、べったりと、まったりと。

△やりきれなかったこと

  • 入園グッズ制作 〜手をかけて、凝ったものを作りたかった。
  • 家事効率化のための家内あちこち整備 〜復職後に少しでも家事でドタバタしないようにと。
  • 家族会議 〜役割分担を見える化して朝の準備をスムーズに。
  • 通勤用にワードローブ衣替え 〜妊娠前より痩せてしまい、どれもサイズがあわなくて。。
  • 1歳の誕生日会準備 〜特別な日を準備万端で迎えたいなと。
  • 平日にしかできない役所・銀行等の手続諸々 〜今後は昼休みを使うしかないので。

×やろうと思ったのにできなかったこと
・新勤務形態提案
・ひとりランチ
・自分のメンテ(美容院、歯医者、エステ、マッサージ…)


育休からの復帰も2回目となると“理想の復帰”を追いかけてしまいたくなったのですが、器用でない私には無理でした。2回目だからこそ、育休中に、それも僅かながら自分時間がとれる慣らし保育中にあれもこれもやっておけばよかった…という前回の思いを何とか今回で実現しようという気にもなるのですが、2回目だからこその忙しさもある訳です。我が子は2人ですからね。
途中からは割り切って、二度と来ないこの蜜月期間にたっぷり浸ることに切り替えました。そのせいか、母子ともにゆるやかに、おだやかに精神的な準備ができたように思います。


娘とはしっかり肌をあわせ、会社とはきっちり意識合わせ。この程度でよかったのかなとも思います。さて、明日から心機一転がんばります!

2013年は「ゆ」でいこう。

1月も半分を過ぎてしまいましたが、本年もよろしくお願いいたします。

2012年、振返るのも今さらという感じではありますが…「KEN(健・研・献)」の目標に対し、達成できたのは「健」だけでした。出産・産後については予定通りにはいかないであろうことを覚悟していたものの、休業中の仕事関連で想定外の諸々が。それでも、次女の出産を無事に終え産後も大きなトラブルなく乗り切れたのは何よりでした。めまぐるしく成長する次女に24時間寄り添うことができ、長女との時間もこれまで以上に確保できた1年は私の人生の中で最も幸せな1年間のひとつであることは間違いないと思います。




さて、2013年のテーマは「ゆ」

1月に次女の保育園入園、2月に自分の職場復帰、4月に長女の小学校入学をそれぞれ控えています。種類の異なる様々な課題が降ってくる様子が今から目に浮かびます。そしてテンパる自分も。


るり、ったり、っくりと。そして、かいに。


今年、大きく環境の変わる娘たち。一番大切なのは娘たちの心身の健康です。母親としてゆったり構え、柔らかくしなやかに乗り切っていくことが最重要課題。
仕事については鈍った勘や停滞した勉強を取り戻そうとして空回りしないよう、ひとつひとつをゆっくりと丁寧に。あれもこれもと欲張らず、小さなインプットをちょっとずつ重ねて小さな小さな形にしていこう。法務1年生に戻った気分で謙虚に日々を過ごしていきたいと思います。*1
タイトルに「法務」を入れておきながら、このブログは相変わらずあまり中身のないエントリが続きそうです。法務としての成長がないことにヤキモキしている自分自身ですが、背伸びをしても仕方がないのでそんな状態の自分を時々つぶやいていこうと思います。





どれだけ忙しくても、慌ただしくても、娘たちの些細な成長も見逃さないように。2012年、娘たちの笑い声に心の底から癒された恩返しとして、2013年は家族がお腹を抱えて笑えるような環境を整えていきたいと思います。

*1:産後、偶然にこちらのエントリに出会い、もう一度新人のつもりでもっと謙虚に仕事に向き合おうと考えさせられました。→http://blog.m3.com/nana/20080404/1

地方の法務系勉強会のレシピ 〜地方でも“法務あるある”を。

先日、時折お世話になっている某社主催のセミナーが地元で開催されました。地方での法務系セミナー、非常に珍しいのです。某社の発行する某誌編集部の担当の方とはメールと電話でだけのお付き合いでしたので、ご挨拶だけでもとセミナー後懇親会の場へ行ってまいりました。
すると、知った顔がちらほら。地元でこじんまりと開催している法務・知財系勉強会のメンバーが数名いらっしゃったのです。最近どうですか?いつ復帰ですか?などとお互いに近況報告。大都市では他社の法務スタッフと顔見知りということは当たり前なのかもしれませんが、勉強会を始める前はこうはいきませんでした。懇親会でのちょっとした場面だったのですが、職場復帰したら勉強会をまた進めたいなと思ったヒトコマでした。

地方での法務パーソンの悩みに、法務市場(?)が小さい故、口コミの情報が得にくい、切磋琢磨する相手がいないということがあるのではないかと思います。そこで、法務パーソンが少ない(というか、どこにいるのかわからない)地方での法務系勉強会をつくった一例としてクックパッド的に「レシピ」として振返ってみようかなと思います。

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