1人目と2人目と。〜妊娠編〜

育休も残り3ヶ月。こう書くと、本当に職場復帰に向けてカウントダウンが始まった気がします。さて、覚えているうちに、今回の妊娠から産後までをメモしておこう。5年半振りの2回目の妊娠&出産ということで、思うことも気づくこともたくさんありました。


妊娠まで

当たり前ですが、第一子の妊娠よりも確実に1年以上は年齢を重ねるわけで、妊娠しやすさについては考えることになります。最近はNHKでとりあげられたこともあり卵子の老化が話題になっているようですが、「母体」としての健康面でも考えることがあります。
第二子は30代以降となることが多いとは思うのですが、30代は女性の体調にも色々変化の起きる時期です。私自身、産後にとある持病が発覚し、しばしドクターストップがかかりました。35歳までには第二子をと漠然と考えていたのですが、キャリアではなく自分の体調面から延期せざるを得なかったのは予想していなかったことです。

つわり

次女のときの方が若干長くて重かったです。今回は吐き気の他に頭痛がひどくて、音も光も痛みに変わったものでした。体も辛いが、長女の相手をしてやれなかったり、カリカリしてしまう自分が情けなくて辛かった。本当に。5歳にもなると随分気を使うようになるので、「ママはおなかに赤ちゃんがいるんだからしかたないんだよ。」と何度も言わせていまいました(T_T)。

安定期≒安静期

つわりが終わり、思う存分長女の相手をしてやり、夫に頼ってばかりだった家事もがんばろうと思っていた矢先の前置胎盤。仕事もできるなら休んでと言われたのですが、まとまって休みをとるわけにもいかず。会社にいろいろ配慮してもらい、再び夫に頼りきりの日常を続け、なんとか胎盤が上がることを祈って横になっていたものです。
この「安静」、思っていたより辛かったです。つわりが治まっているのですから、動けないわけではない。でもお腹の赤ちゃんのことを考えると動いてはいけない。長女の相手を満足にできないことも、夫ばかりに負担をかけることも情けなくて仕方がなかった。。何だか大きなお荷物となったみたいで。

産休直前

胎盤も無事に上がり勤務も少しずつ通常に戻しはしましたが、最後までお腹の張りが強く、休み休みの仕事でした。5年半の間に仕事の内容も量も変わっていたので、思っていたよりも引継ぎがしんどかったですね。そして、産休直前に長女のおたふくかぜ罹患→私にもうつるという予想外の事態。出社日がさらに減っていく。引継ぎもさらに停滞…。本当に皆さんに迷惑をかけました。
長女が保育園で色々もらってくるので、自分の体調さえ気にしていればよいというわけにはいかないのが2回目の妊娠。第二子以降の産休準備としては、かなり余裕を持った引継ぎ計画が必須なのだと痛感しました(第三子の予定はまったくないので、この反省を活かせる場面はこないのですが…)。




振り返ってみると、第二子だから大変だった、また逆に楽だったということは感じなかった妊娠生活でしたが、ひとつアドバンテージがあるとしたら、イメージができること。出産直後の新生児を知っているからこそ、お腹の中の赤ちゃんも長女のときよりイメージがしやすく、諸々のツライことに対して“一緒にがんばろうね。”と思え、これが大きな支えになりました。体長数センチの赤ちゃんの頃から母を支えてくれていたのですね。
あらためて、ありがとう。