Next!

2011年のテーマ、それは「尽」。「尽きる」ではなく、「尽くす」です。
2010年は「新」をテーマに、“新しいことをする。新しくする。”を目指しました。2010年は楽しかった!と正直に言える。これはこの数年ではとても珍しく、充実していた証だ。
2010年、社外にて色々な方のお話を聞き、新しいジャンルの本を読み思ったこと。

目の前のことに、全力を傾けているか?
「いつか」につながる「今」のひとつひとつに真摯に、丁寧にあたっているか?

私の人生において「出し尽くした!」というような経験は正直、皆無。中高の部活でも、受験勉強でも、いつもそこそこの努力でそこそこの状態をキープ。ガタ落ちはしないけれど、やりぬいた充実感もない。大失敗をしないそれなりを保ち、大失敗に終わるような挑戦もしない。



これって、人生においてあまりにもつまらなくないか?
そして、のんびりした地方企業の中でのそれなりって全国レベル・世界レベルで考えるとあまりにもお粗末なんじゃないのか?


2011年は1件の相談でも、1件の契約書にも、1件のトラブルにも、そしてスキルアップの勉強にもそのときそのときのベストの力を投入しよう。そうして初めて、緊張感のある中でスピーディな仕事をしている人達のスタートラインにちょっとだけ近づけるんじゃないだろうか。

時々息を抜いても、
肩の力を抜いても、
手は抜かない。


そして、これは仕事の面においてだけでなくプライベートでも同様。旧姓(仕事)でも戸籍姓(プライベート)でも尽くす、ということは必然的に仕事だけをバリバリしてしまうことへの制御弁となる。仕事もプライベートも自分タイムもすべて尽くすためにはどれかひとつだけを無理して頑張ることはしない。
とはいえ、家族には文字通り尽くしてHappyになってもらう。そして「尽くして求めず」も心に留めておきたい。


硬くなっていた自分への戒めとして選んだ2005年の「柔和」
柔らかいだけでは法務の仕事はできない、厳しいことでも「丁寧」にと2006年。
2007年は子供との時間を「笑」って過ごそうと。
仕事と育児、訪れるであろうトラブルに「しなやか」に対応できる強い母親になろうと思った2008年。
「縁」を感じた年末から、さらに広げていこうとした2009年。
2010年は「新」しく!

自分のことから外へ広がりつつあることは自分の変化の象徴かと思う。2011年の終わりに自分が何を思うのかも楽しみだ。