朝Cafe 〜脳の取説、NLP
昨日は朝の勉強会、朝Cafeデーです。今回のメニューは「ちょっとNLP」でした。
はて、「NLP」とは?Neuro-Linguistic Programmingのことで「神経言語プログラム」というものらしい。「NLP」でぐぐると、たくさん出てくる。その中には怪しそうなものもあったりして?
今日のおさらい。
- 脳はその機能として、快を求め、痛みを嫌う。安心を求めるもの。
- 親近感が沸くと、人は安心し、ラポール(信頼関係)を築くことができる。
- 相手に親近感を与えるには相手に合わせる≒ペーシングが有効。
- ペーシングのために、相手のタイプを知っておこう。
- 正しいことを行うには、正しいことが受け入れられる環境を整えることが必要。
…最後はグサリときます。職種柄、各部が嫌がるけどやらなくてはいけないことを伝えなくてはいけません。
「その運用、下請法に反しているからこう変えてほしい。」
私自身が法務という仕事を行う上で最も厄介な場面です。契約書をレビューしたり、法令などのルールを調査して新規ビジネスのリスク低減策を練ったりというサービス系の業務に比して、ストレスがかかります。
人のタイプは視覚重視型・聴覚重視型・感覚重視型に分かれるそうなので、相手がどのタイプなのかを見極めてコミュニケーションを行うことがよいらしい。
私は典型的な視覚重視型。図解大好き! 誰かの話を何とか理解しようとするとき、自分の腑に落ちる図がないとしっくりきません。話を聞きながら、図解、図解…。言葉だけでぺらぺら〜と長くなる人の話には正直疲れてしまうタイプ。(←面倒かも!?)
脳の機能を理解して仕事をするということは、アスリートが筋肉の働きを理解してトレーニングするのと同じこと。理解して、採用できることは採用してみる。
以前に読んだ本(そういえば読みきっていなかったことが判明)。
- 作者: 黒川伊保子,古森剛
- 出版社/メーカー: ファーストプレス
- 発売日: 2009/01/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本でなるほどと思い、実践中のこと。
一般には男性より女性の方が脳梁が太い。ということは、男性より女性の方が情報の連携が圧倒的によいということです。そのために、女性は感じたことがすぐ言葉になります。
男性にはぼんやりしている時間が必要
女性はストレートに感じたことを言葉に変換しますが、男性は違う。感じた事実をいったん右脳でイメージ処理して整理し、大事なシーンから言葉に直す。(中略)この処理時間が入るため、ぼんやりした時間が生じる。
言葉の出てこない男性社員に対しなんでわからないの???と思い、「これはこれで、あれはあれですよね?だからああして、こうして…。」と畳み掛けてしまう場面、これまでは多々ありました。脳の違いを知って、「待つ」ことができるようになりました。
できることからちょっとずつ。まずは部署の上司・同僚のタイプを見極めてトライしてみよう!