わかりやすく伝えるためのメモ

基本行動のひとつにあげたコレ。

2 「職人」ではなくチームの中の「プロフェッショナル」を目指す。*1
自己満足に陥らず、顧客のニーズに応える仕事をチームとして達成することを目指す。
“顧客”が誰なのか、“チーム”へどのように貢献するのかを常に意識する。
“言った、書いた、掲載した”ではなく“顧客に伝わったかどうか”を最後まで見届けること。わかりやすい表現への変換を常に意識する。


「おそらく新任法務担当者は最初に“簡単な言葉”への変換に悩みそう」とつぶやいていた通り、新人君の最初のハードルとなっているようです。毎日「まだ表現がカタイよ。」と伝えています。う〜ん、教え方が悪いんだろうなぁ。どうしたら硬い表現をやわらかくできるのか。経験だけでなく、具体策が必要か。


そこで、わかりやすい・柔らかい表現へ変換するためのいくつかの手段を考えてみました。

  • 熟語より単語、漢字よりひらがな

とかく法学を学んだ人の文章はカタイ、漢字が多い。そんな気がします。ビジュアル的には“黒っぽい”のです。
忙しいビジネスパーソンにとって数多く受信するメールは読むものではなく眺めるものだと割り切って、いかにシンプルで読みやすいかを心がけるようにしないと。

  • 変換語をストックしておく

「成果物に瑕疵があった場合、すわなち成果物に品質や機能上の問題があった場合には…」と置き換えられるようにしておく。「瑕疵」ひとつとっても馴染みがない人には「???」ですよね。

  • 直接伝える労を惜しまない

メールですべてを伝えなければならない場合ももちろんありますが、そうでない場合は依頼者の下へ赴き、メールでの回答後にface-to-faceで身振り手振り・表情も使って伝えること。どの点がわかりにくいかのマーケティングをしておくことが次につながるはず。

  • 短い文章を目指し過ぎない

シンプルな文章は美しいのですが、最初からシンプルを目指すと必須の単語が抜けてしまい、「これ、目的語はどれ?」となる。不慣れなうちは長くてもよいので丁寧な文章を作成したうえで、不要な文言を削除するという作業の徹底が必要か。


ひとまず朝イチで思いついたいくつかのみを列挙。まだまだありそうですが、そろそろ娘の登園準備を。続きはまたいつか。